看護師の離職率は毎年11%、年間16万人の退職者が出ているという厚生労働省のデータがあります。
横ばいで減少する気配を見せません。
厚生労働省の試算では、毎年の新卒入職者は5万人あり、復職者は14万人の合計19万人になるとして、2015年には人材不足は解消すると見込んでいましたが、未だ解消されていません。
今後年々少子化が進む中、新卒入職者の数は減り、高齢化の影響で患者数が今の10倍になるとの予測が出ています。

入職者では人材不足は解消できないとなると、潜在看護師に復職してもらうのが鍵となります。
しかし離職して戻ってこない潜在看護師は、70万人に登ると言われています。
このうちの10%が戻ってくると需給バランスは解消する計算なのですが、なかなか復帰してない現状があります。
人手不足のため仕事の負担がのし掛かり、休みが取れない、夜勤の回数が多く回ってくるなど、家庭と仕事と健康のバランスを保つのが難しい現実を潜在看護師はよく知っているため、戻りたくても戻れないのです。

このままでは現場が立ち行かなくなる危機感を感じた医療業界は、ワークライフバランスに配慮した勤務形態を作り、人材が離職しないように、また復職者が戻ってきやすいような改善を行い、人材不足を解消しようとしています。
短時間勤務を可能にしたり、交代制勤務を日勤のみ、夜勤のみで選べるようにしたりと、看護師の負担を軽くする改善が進められています。

 
 

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